管理能力の大切さ 5
流れ作業のほうになると、仕掛りはわざとつけてやらなければ、ひとりでに増えるというわけにはいきません。
ここに出てくるのが、緩衝のためのプールです。
実際に、アンケート調査によれば、流れ作業の54%はプールをもっています。
このプールを作った目的としては、バラツキのカバー、工程の切り替え、ロットのつなぎ、長時間作業などが挙げられていました。
流れ作業では、仕掛りを余分にもつことによって、次のようなチャンスが出てきます。
1)循環コンベヤー・システムを使って、不定工程の流れ作業化をすること。
2)プールを持ち、コンベヤを時限切り替えすることによって、時間不均1の流れ作業のバランス損失をなくすること。
3)プールをもつことによって、時間不安定の流れ作業を安定させること。
これらのやり方については、厳密な意味での流れ作業ではなく、不完全流れ作業といいますが、うまくやればかなり便利です。
こんな融通性をもたせるもとは、みんなプールによる仕掛り増加です。