管理能力の大切さ 3
このことが、実は仕掛りを増大させることの、1番根本的な動機を与えるものとなっています。
この考え方は正しいのでしょうか。
一般には、その反対のことがいわれています。
それは、仕掛りが多いと、資金が寝るから損だという考え方です。
また、生産上の損失が出てきます。
これらを総合すると、やはり仕掛りが多いのは、損であることは間違いありません。
しかし、仕掛りが少なければ少ないほど良いのでしょうか。
これがまた、そうだとばかりはいえないのです。
それは、行き過ぎの同期性は、生産の運営に融通性を与える緩衝になるものを全然なくすので、ちょっとした遅れでもほっておけなくなり、工程管理アクションがひどくなり、その無駄が多くなるからです。
また、流れ作業の条件が揃わない時に、流れ作業的にやる時の手段であるプールも、仕掛りの活用です。
いずれにしても、ある程度の仕掛りを置いて、融通性をもたすのが有利でしょう。